小畦のえーちゃん
投稿日: 2015年4月28日 カテゴリー: みんなのお話
昔(昭和初期)、東吉野村の山に住んでいた方のお話。
僕が子供のころ一年だけ住んでた村に、『小畦のえーちゃん』ていうひとがおって、夫婦でうすあげとかこんにゃくとか作って売っててな、おいしかったんやで~。ものすごい大きな三角のあげとか手作りでうまかったんやで~。でもそれだけでは生活できなくなって、国鉄の試験受けたら受かって、切符うりになったから、あげ屋さんはやめてしもた。でも国鉄入ってからも、エーちゃんに頼んで切符取ってもらったり、どこか出かけるときはよく世話になった。
戦争から帰ってきて、家もなくなって行き場のないときも、長堀の材木屋の経理の仕事を紹介してくれて、ほんまにえーちゃんには世話になったな~。僕より背は低いけど面白い男。
小畦のえーちゃんのあげ食べたいな~
小畦のえーちゃんの話を聞いているとなぜか谷啓さんの顔が浮かぶ おかめでした。
冒険する派?しない派?
投稿日: 2015年4月22日 カテゴリー: 未分類
私は冒険する派(移行中)です。
時々ガイドヘルパーで入らせていただくご利用者のKさんは、お菓子でもジュースでも自分好みの新商品は必ずチャレンジする。
食べ物に関しては超冒険する派だ。
私は逆にどんなに自分好みそうな物でも、新商品には絶対手を出さない。
ポテトチップスで言えば塩かノリ塩、お茶は爽健美茶、おにぎりはシーチキンという具合いだ。
ある日Kさんとこんな話をしていて、私が
「冒険して失敗するのがいやなんです。いつものやつより美味しくなかったら後悔するし。」
と言うと、Kさんが
「食べ物くらい失敗してもええやん。失敗したら話のネタになるし。あれめっちゃまずいわ〜とか言って話が広がるやん。」
と。
Kさんは失敗を楽しんでいる。
その発想私には無かったなぁ。
私は旅行に行く時も失敗が無いようにガチガチに計画を立てるし、介護の仕事に転職する時も自信が無くて2年以上悩んだくらいだ。
以降、メニューの前で悩んだらKさんの顔が浮かび、初めての物を注文する。まずは食べ物くらい冒険する派に。
そして今日はマクドナルドで、発売して何年も経つが食べた事の無かったクォーターパウンダーを冒険した。
今度Kさんに会ったら美味しいですよって話のネタにしよう。
間違いなく「知ってるわっ!」って言われるだろうな…