誰のチョイスか知らんけど

2016年9月3日

心清らかでないので、落ちのない話をされるとイラッとするときもあるし、車で急な追い越しされるとあほ~!と叫び、半分に分けたあんぱんの、ちょっと大きい方を取ってしまう小さい人間です。

そんなわたしでも、皮膚の感覚がピリピリして風が吹いても泣く、どうしょうもなく悲しい時、いろんなことに助けられました。花が咲いたり、ラジオで流れた知らない曲、頭にぱっと浮かんだフレーズ、たまたま見た看板・・・、
なんというか、悲しいときはそういう風に『ほら顔を上げて、これどう?元気出た?』
ってその人に合わせて何かが現れるような仕組みになってるんやなと 不思議な暖かさを感じました。

悲しい人に合わせて元気が出る事柄をチョイスするこの仕組み。あっぱれ!すごいセンスざんす。

皮膚に普通の感覚が戻ってくると、相変わらずしょうもない話に白目になるし、スーパーでレジの遅い人の方に並んでしまってイラッとすることも多々あります。なかなか広い心にはなれない。
けれど私も、いつか誰かの悲しいとき、不思議な暖かさに選ばれたらいいなあと思います。

投稿者 : ヘルパーおかめ

生活の基準

2016年7月20日

まあ、世の中にはいろんな人がいます。
私は子供のころから「変わってるね~」と言われることが多いタイプです。
子供のころは(ふっ、脳細胞の少ないあんたたちにはこの深い意味は理解できないだろうよケケケっ)と心ひそかに思ったひねくれものです。
けれど、この仕事を初めていろんな人の生活に深くかかわるようになって、
みんなそれなりに変わっているんだと気がつきました。
毎日がパーティーとか、子供が有名人とか、しいたけダンスを踊っているとか、わかりやすい基準に惑わされると気が付かないですが、人が生きてきた道はどれもこれも変わってて面白い。

この前利用者さんが
『洗濯物を干す前に、物干し竿を雑巾で拭いてとヘルパーに言ったら「そんな神経質にならなくてもいいんちゃいます・・・」って言われたけど、みんな拭かないのかな?普通拭くよね?』とおっしゃってました。
こういうことあります。生活の違い。
「人によって『そんなことしなくていい!』と怒る人もいれば、必ず拭いてという人もいるし、洗濯物の向きが決まっている人もいるし、いろいろですよ。」と答えました。
≪洗濯物を干す前は竿を拭く≫ことがあたりまえな人からすると、拭かない人は変わってるんです。
≪洗濯物を干す前に竿は拭かない≫ことがあたりまえな人からすると、拭く人は変わってる(神経質)んです。

人によって基準が変わるところがこの仕事の難しさで、難しいからこそやりがいがあるところなんだと思っております。
この話に限らず、(へ~この人は今までそうしてきたんやね~面白い!)と思うことがたくさんあります。そこからがヘルパーの仕事の始まりなんだろうと思います。

自分で出来ないからヘルパーを使っている人が自分の生活の基準をヘルパーにしてしまったらヘルパーの生活やんね。
変わってると言われるわたくしも、そこはいつも気をつけようと思っています。

投稿者 : ヘルパーおかめ

しいたけダンスinナラマーシカ vol.3

2016年7月6日

7月16日に奈良でしいたけダンスやりますよ。
のんびりと昼から炎天下に出没します。暑さで干しシイタケになっている事でしょう。
みんなの木にヘルパー登録する気の人も、そうでない人もとりあえず、見に来て踊ってみましょうか?こうゆうのは、「え?何のために?」って首をひねる感じで参加するのがいいんですよ~。
ナラマーシカの詳細は
『ことままキッズオーディション×ナラマーシカ vol.3』
IMG_20140717_123308

投稿者 : ヘルパーおかめ