なんてこった!
2015年7月31日気になるのでその日の仕事終わりに面会に行きました。
二人部屋があいたので移ってもらいましたとのこと。
「大丈夫か~」
と病室に入ると右頬は腫れ上がって、目の周りまで紫に内出血した痛々しい姿でこっちを見て
「あ~来てくれたんか~」
今日のお昼に見た陽気な顔とはまるで別人。
「痛い?大丈夫なの?」
「痛いけど大丈夫とちゃうかな...わからん」
頬に傷用のテープを張られている以外、特に何も処置はされていないので、右側を良く見ると、首、右腕も右足先までも打ったであろうところが内出血で紫色に...
「何でこけたの?」ときくと
「目が覚めて、どこかわからんから帰らなあかんと思って...何でこんなことになったんかなあ~ようわからんわ、すまんなあ...」
すまんのはこっちのほうです。もっとうるさいぐらいに言うべきでした。足元が不安定だから気を付けてあげてください、居場所が認識できず混乱することがあるから気を付けてあげてくださいと。
申し訳なくてたまりません。
なんてこった~
2015年7月31日わが事業所の、人気者が血液検査の数値が悪く、浮腫みもでているので入院を勧められました。が、「入院はしたくない」と一度は断りました。3日後もう一度受診し1週間で帰れるからと説得され入院されました。大部屋の空きがないとの事で、特別室に入院になりました。和室や応接コーナー、バストイレ付の広いお部屋です。しかし広すぎる。ご本人はこんないい部屋に入れてもらってわるいな~とまんざらでもない様子でしたが、自宅では伝い歩きなので伝い歩きが出来ないこの部屋のトイレを使うのは危険だとポータブルトイレを用意してもらいました。自宅でも目が覚めた時はどこにいるか認識できず混乱することがあるので注意してほしいとお伝えしました。3日目の金曜日、飲み薬の利尿剤で浮腫みはとれて、「月曜日に血液検査して問題なければ退院しましょうか」と先生に言われ二人で喜んでいました。その日の夕方、病院から「お部屋で転倒されてました」と連絡がありました。「右側を下にして洋服ダンスの下敷きになってたんです。骨折はしてないと思います。」との事。
洋服ダンスの下敷きになって、骨折してない94歳ってすごいな!