誰のチョイスか知らんけど
投稿日: 2016年9月3日 カテゴリー: 未分類
心清らかでないので、落ちのない話をされるとイラッとするときもあるし、車で急な追い越しされるとあほ~!と叫び、半分に分けたあんぱんの、ちょっと大きい方を取ってしまう小さい人間です。
そんなわたしでも、皮膚の感覚がピリピリして風が吹いても泣く、どうしょうもなく悲しい時、いろんなことに助けられました。花が咲いたり、ラジオで流れた知らない曲、頭にぱっと浮かんだフレーズ、たまたま見た看板・・・、
なんというか、悲しいときはそういう風に『ほら顔を上げて、これどう?元気出た?』
ってその人に合わせて何かが現れるような仕組みになってるんやなと 不思議な暖かさを感じました。
悲しい人に合わせて元気が出る事柄をチョイスするこの仕組み。あっぱれ!すごいセンスざんす。
皮膚に普通の感覚が戻ってくると、相変わらずしょうもない話に白目になるし、スーパーでレジの遅い人の方に並んでしまってイラッとすることも多々あります。なかなか広い心にはなれない。
けれど私も、いつか誰かの悲しいとき、不思議な暖かさに選ばれたらいいなあと思います。