生活の基準
投稿日: 2016年7月20日 カテゴリー: 未分類
まあ、世の中にはいろんな人がいます。
私は子供のころから「変わってるね~」と言われることが多いタイプです。
子供のころは(ふっ、脳細胞の少ないあんたたちにはこの深い意味は理解できないだろうよケケケっ)と心ひそかに思ったひねくれものです。
けれど、この仕事を初めていろんな人の生活に深くかかわるようになって、
みんなそれなりに変わっているんだと気がつきました。
毎日がパーティーとか、子供が有名人とか、しいたけダンスを踊っているとか、わかりやすい基準に惑わされると気が付かないですが、人が生きてきた道はどれもこれも変わってて面白い。
この前利用者さんが
『洗濯物を干す前に、物干し竿を雑巾で拭いてとヘルパーに言ったら「そんな神経質にならなくてもいいんちゃいます・・・」って言われたけど、みんな拭かないのかな?普通拭くよね?』とおっしゃってました。
こういうことあります。生活の違い。
「人によって『そんなことしなくていい!』と怒る人もいれば、必ず拭いてという人もいるし、洗濯物の向きが決まっている人もいるし、いろいろですよ。」と答えました。
≪洗濯物を干す前は竿を拭く≫ことがあたりまえな人からすると、拭かない人は変わってるんです。
≪洗濯物を干す前に竿は拭かない≫ことがあたりまえな人からすると、拭く人は変わってる(神経質)んです。
人によって基準が変わるところがこの仕事の難しさで、難しいからこそやりがいがあるところなんだと思っております。
この話に限らず、(へ~この人は今までそうしてきたんやね~面白い!)と思うことがたくさんあります。そこからがヘルパーの仕事の始まりなんだろうと思います。
自分で出来ないからヘルパーを使っている人が自分の生活の基準をヘルパーにしてしまったらヘルパーの生活やんね。
変わってると言われるわたくしも、そこはいつも気をつけようと思っています。
1 件のコメント
ホント、その通り!
みんな違ってそれでいい!
安全の範囲内、ルールの範囲内、そして無理のない範囲内なら、多少のこだわりを受け入れられる、そんなヘルパーさんが増えていってほしいです。